キミノカケラワタシノカケラ

少しずつ。前に進まなければならないのか?

好きだちくしょう。

忙しい。

忙しくて慌ただしい。

 

どうやって生きているのかもはや惰性か?な

時をこなしている。

 

休みはない。

 

仕事が休みでも休みがない。

 

仕事の休みは今は子供の試合に全て当てられ

私の自由はない。

家事と仕事と送迎で出来上がる今の時間。

 

本読むのがギリ。

 

 

休みがあっても半日身体が動かない。

 

 

しかばね。

 

 

that'sしかばね。

 

 

 

本屋に何ぞなかなか行けない。

帰り道にツタヤがあるのに寄る時間がない。

仕事帰りは帰ってご飯を食べて直ぐに

片付けてご飯を作らねばならないから。

 

 

時々恨めしくなる。

 

もはやTSUTAYAが嫌いになりそうだ←は?

 

本屋に寄れないから密林から本が届く。

でも開けられずに積まれて行く。

 

 

どうしたらいいかわからない…

もはやピサの斜塔

いつ倒れてもおかしくない。

 

しかしながら絶妙なバランスで立ってる。

 

 

 

もはや私の精神状態のようではないか←真顔

 

 

 

そう。

 

目が覚めたのは。

 

 

 

昨日息子の試合の後。

帰り道の1時間半の間に夫と娘がTSUTAYA

行くと決めたという。

時間は四時前。

つい先ほど知ったのは6時前から剣道の稽古が

ある←合同練習。

まさかの事実に目を疑いました←ライン確認。

 

 

2時間の間に買い出し、ご飯を作り、息子を迎えに。←学校に。

え、無理。お母さん行く時間ない。

どう考えても時間足りない。

 

 

と言い張るも。

 

 

 

連れて行かれた。←絶望感。

 

 

 

 

時間の組み立てを頭の中で崩して。

再度組み立てる。

 

えー、どれを削る?

買い出し?え、冷蔵庫の中身を思い出す。

行けるか…最悪24時間スーパー行く?

手帳で確認←歴代の買い出しメモ。

 

考えながらふと。

 

 

あ、テレステ。

 

 

あ。

 

お当番は博だ!

 

 

 

 

なんとあまりにも忙しくて失念。

 

 

 

自分をぶん殴りたい。

 

 

 

いや、痛いから嫌←なんやねん。

 

 

 

娘が先に手に取り。

後ろから開く。←娘熟知。

 

 

娘が覗き込んで一言。

 

 

 

あー、お母さん、このひろっしーカッコいいよ!

 

 

 

滅多によっちゃん以外褒めない娘が。

絶賛。

私が見る前に絶賛したので見ずに買う←は?

 

 

もはや表紙の名前買いな私なわけで。

 

 

 

とりあえず夫を急かしてTSUTAYAを出る。

 

 

 

夫に懇願し←時間ない旨を告げる。

そのまま買い出しを済ませ、家に着いて

ご飯を作り出した。

テレステは一旦置いておく。

 

 

ご飯を作り、娘に食べさせる前に時計を見ると

息子のバスがつく時間。

 

 

おーまいがー。

 

 

 

14連勤を乗り越え、やっと休みをもらい

しかもその休みを試合の応援送迎に使った夫に。

 

とりあえず学校に行け!と頼み←丁寧に。

 

 

息子は事なきを得る。

もはや娘の送迎をせねばならない。

私は娘を道場に連れて行ったわけで。

 

 

 

夫達のご飯やビールを用意して。

娘が着いたのは45分。ギリギリ。

練習を見ながら道場で。

板間の上での正座がそろそろ厳しくなってきた

のを痛感←さみい。

 

なんとなくふと。

テレステの博を褒めた娘の顔を思い出した。

 

 

 

あー、見なきゃ。

 

 

 

何故か強くそう思った。

 

 

 

 

しかしながら、合同練習が終わり。

帰り着いたのは21時過ぎ。

 

 

次の日は5時に起きてお弁当…

おーまいがー。

夫も仕事な為夫の分もお弁当。

私は仕事…娘は自力で食べてもらうとして。

あ、娘はご飯作れるようになりました!

小6万歳。

 

色々こなした後に…

次の日の段取り、道着の支度、お弁当の用意。

水筒とアクエリアスの用意…

 

諸々片付け…

 

 

 

テレステ…と思いながら行き倒れた私。

 

 

 

 

結局の所、見れたのは今日の仕事終わり。

家に着いてから。

 

 

娘の作ったチャーハンを食べながら。

半分行き倒れながら。

あー…テレステ…

 

 

 

と思いながら。

 

 

 

ずっと一日中頭にあったのに。

ずっと見たかったのに。

何かしらが途切れてしまう気がして。

 

 

手を出せなかった。

 

 

 

見たら全部投げ捨てて。

 

ライブが見たいとか、ほんまはディナーショー

行きたかったとか。

外れたの悲しいとか。

 

1日の日にブログ書きたかったとか。

 

ほんまはたくさんの言葉が私の中にあって。

 

 

 

V6に対する言葉を吐き出したいとか。

 

 

好きだとか。

 

 

 

 

ぼろぼろこぼれ落ちるのがなんとなく嫌だった。

 

 

 

だから見るのを躊躇したんだ。

きっとそうだ。

私には博にだけに割いている時間がない。

 

 

 

今年はもともと諦めていたのに。

 

 

 

いろんな言い訳を抱えて。

 

見るのを遅らせていたと。

 

 

気がついている。

 

 

 

手に取ってしまえば。

何かが崩れてしまう気がしていたのは本当。

でも。

 

 

見ない訳にはいけない。

 

 

 

当たり前だろ。

 

 

 

だって好きなんだもん。

 

 

 

 

ご飯食べて。

娘が部屋に上がったのを見て。

 

 

 

そっと開いた。

 

 

茶色い髪。

ふわふわの。

前髪がいつもより厚くて。

 

可愛らしい。

 

 

黒い服。

薄い体。

横向きに本を抱える。

細身のシルエットのパンツは長くて。

踵までかぶっていて。

 

裸足で。

 

袖も長くて。

 

 

 

華奢な体。

茶色い髪。

白い肌に。

 

整った顔。

 

 

 

胃がぎゅうってなる。

 

 

 

認めざるをえない。

 

 

 

好きなんだ。

私はこの人が好きなんだ。

 

 

腑に落ちる。

 

 

 

見ずに置いておけたのは。

見てしまったら心が持って行かれるからだ。

しなくちゃいけない事を。

 

 

置いてしまいたくなるから。

 

溺れたくなるから。

 

 

でも今それが出来ないから

 

 

 

 

必死で鈍感でいようとしている。

 

 

 

 

バラバラバラって。

 

ばらばらばらって。

 

 

なんか剥がれた。

 

 

 

 

 

のが、今日の午後。

 

 

 

 

 

で、諦めた。

 

 

 

 

どう足掻こうが。

どう逃げようが。

好きなんだから仕方がない。

 

 

たくさんの時間を経ても。

 

 

家族以外でこんなに好きな人はいない。

 

 

 

 

ふとした時に偶然に見てしまえば。

 

背中に汗が伝う。

手に汗を掻く。

きっと本能で。

 

 

好きなんだ。

 

 

 

 

本を持つ左手には私の欲望を掻き立てる

甲にあるほくろ。

 

 

あー、なんだ。

 

 

 

全く変わらない。

 

 

 

欲しくて触れたくて手が出せなくて。

だからこそ私の煩悩の塊のその左手の手の甲のほくろ。

 

 

 

ああ、やっぱり。

 

 

 

 

背中に汗が伝う感覚。

 

 

 

 

あなたは私の本能を刺激する。

 

 

 

 

好きだ。

好きすぎて今、手に取れない。

あなたが好きだ。

好きだから見られない。

 

 

 

相反する。ambivalent。

 

 

 

何も変わらないのは。

 

 

 

 

あなたの左手。

 

 

 

丸い指先、太めの指。

なのに筋張った手の甲と。

 

中指の付け根から下のほくろ。

 

 

 

私の欲望。

 

 

 

 

凝縮に凝縮されたそれを見て力が抜ける。

 

 

 

 

 

言葉にしないなんて無理だ。

 

好きだ。

 

それだけだ。

 

 

 

ああ、好きさ仕方ない。

あなたが好きで仕方ない。

 

 

 

負けた気になるのは何故だろう…

勝てる訳ないのに。

 

 

何よりも私好みの前髪の長さ。

 

 

 

 

その茶色の瞳。

 

 

 

 

 

 

 

 

好きだちくしょう。

どうしてくれる?

天王山まで封印すべきだったかを考える。

 

 

 

いつも試されるあなたへの好き。

 

 

 

 

今の所完敗だけれど。

 

 

 

 

 

 

 

 

背中に汗が伝う感覚。

 

 

生々しさに慄く。

 

 

 

 

 

呟く。

 

 

 

好きだちくしょう。

 

 

 

 

好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息をしている気がする。

私が久々に。

 

 

唯一の荒療治。

 

 

 

 

さて、頑張れる。

 

 

 

何度も言いますが。

 

 

 

 

好きだちくしょう。

勝てないあなたには。