キミノカケラワタシノカケラ

少しずつ。前に進まなければならないのか?

ありったけの愛を貴方達に捧ぐ  サラナルコタエアワセ

なんだろうか。

 

急に腑に落ちたのだ。

 

 

 

前に書いたように、全く納得出来ず。

そして多分怒ってたんだろう私は。

それは間違ってないんだ。

正しくは今でもねじ切れるほどに苦しい。

苦しくて眩暈がしそう。

 

 

でも。

 

 

ここにきて、V6の気持ちを少し知ることに

なったんだと思う。

 

 

 

私はずっと。

 

私が好きなんだと思ってた。

私が好きだからV6からの気持ちは関係ないって。

 

 

だってそうでしょう?

彼らには届かない。

一方通行の愛だ。

 

 

 

と。

 

 

 

思っていたんだよ。

 

 

 

でも、怒涛に繰り出されるアルバム。

怒濤の溺れそうな特典。

これでもかと言うくらいの表紙。

それからテレビの露出。

 

 

手に残るものは全て手に入れようと思うと。

 

もうV6としては出ないはずなのに。

 

 

 

これ以上ないくらい贅沢な仕上がりのそれに

 

 

 

 

 

ああ、何で誠実なグループなんだって。

思ってた。

 

 

でも。

 

 

 

ずっと最後なんだなって悲しくて。

私はずっと後ろ向きな気持ちで。

居なくなる、消えちゃうのが悲しくて。

いつもそれが先に立つから。

 

 

歌番組も見られなくて。

 

全てのものをまだ手に取れなくて。

 

 

 

あれだけ聞くと言ったアルバムも。

ベストも。

 

 

聴けてなくて。

 

 

 

 

そんな私に届いた。

 

 

 

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体調不良の今、車に荷物を取りに行った時に

タイミングよく受け取った。

 

 

はい!って笑顔で郵便局の人に手渡された。

 

 

 

GIFT。

プレゼント。

 

はて?

 

 

Gift from V6

 

 

 

 

持ったとたん、震えた。

聞いてなかったから(笑)

知らなかったから。

 

中を開くのに、カッターも使えず。

ハサミで少しずつ開けた。

中には。

 

 

V6ファンクラブの皆様

 

 

 

と言う丁寧な言葉で綴られた、V6への溢れる

愛の言葉と私達ファンへの感謝が。

運営をしている方の言葉にしてはとてもとても

丁寧で優しい言葉の連なりが。

 

 

手に取って。

 

封を開けて。

 

中を見て。

 

 

 

 

「あぁ…そっかあ。そうかあ…」

 

 

 

って言葉が出た。

 

 

本当に溢れでた。

 

 

 

6人が並ぶ、まるで家族写真。

 

涙がぼろぼろぼろぼろ。

 

 

 

その写真を抜いて。

 

 

 

うわあーん。って。

 

 

 

 

子供みたいに泣いた。

 

 

 

 

 

モノクロの。

笑顔。

笑顔だった。

 

 

 

その時思った。

 

 

ああ、私は私が好きだからそれでいいって。

そうやって傷が深くならないように距離を取って。

 

でも、6人はそんなファンがいるってことも

手にとるようにわかっていたんだろう。

たくさんの特典は、たくさんの露出は。

 

私達の為なんだって。

 

 

一個一個。

 

大事に大事に見せてくれたのは。

 

準備ができているファンにも。

できてない私みたいなファンにも。

彼らの近寄れる距離で。

 

 

精一杯腕を広げて見せてくれていたんだって

 

 

 

 

 

わかったと言うより。

 

理解した。

 

理解して。

 

 

 

初めて納得した。

 

 

 

 

ずっとずっとずっと。

 

一方通行じゃなかったんだ。って。

 

 

 

ファンが大事だって、感謝してるって言われてもいつも思ってた。

アイドルとして満点の答えだって。

 

 

でも、違ったのかもって。

本当にほんまに大事にしてくれてたんだって。

最後の最後の最後に。

 

 

 

わかったよ。

 

 

泣いたのは。

解ろうとしなかった私のごめんなさいで。

解ろうとして理解したら。

 

 

彼らの声が聞こえた気がした。

 

 

 

これだけ用意したよ。

アルバムも2個、こんなにタイトに出したから。

新曲もたくさんだったでしょ?

グッズもほら素敵でしょう?

香水もパールも身につけられるでしょう?

写真もたくさんあるから。

6人でたくさん撮ったよ、みた?

 

 

寂しくても悲しくてもV6はなくなるけど。

 

僕らは居るからって。

 

ずっとV6がきえても僕らは居るでしょ?

それじゃダメっていわずに、今全部あげるから。

 

心配だよ。

でも、どこまでやっても泣くでしょう?

でも、出来るだけ手を尽くすから。

ファンのために。

君たちのために。

 

 

って。

 

 

 

言われてる気がした。

 

 

 

 

どうして耳を塞いでいたんだろう。

ごめんなさい。

大好きすぎて。

殻に閉じこもってしまった。

 

諦めずに。

 

手を尽くしてくれてありがとう。

 

 

私みたいな頑ななファンにも。

 

 

 

大事だよって教えてくれてありがとう。

 

 

 

 

リボンが舞い散る中の幸せそうな6人を思う。

私達が伝えた想いを喜んでくれた6人を思う。

でも。

あなた達も、大事にしてくれている。

 

 

 

解散する前に。

 

気づいてよかった。

 

 

ううん、知ってたのに。

 

 

わかりたくないって駄々を捏ねてた私を。

 

立ち上がって、解散を受け入れられるまで

見捨てないで大事にしてくれてありがとう。

 

 

 

全部全部追いつけないけど。

 

 

 

受け入れるから。

 

 

 

 

だから泣いても許してね。

ありったけの愛を貴方達におくるよ。

 

捧ぐよ。

 

 

 

答え合わせだ。

 

 

 

 

 

私もあなた達も。

 

ありったけの愛を。

 

 

 

 

あなた達も正しい。

解散もそれぞれを進むための方法だから。

今は思うよ。

それで良かったんだね。

 

 

貴方達のこれからに幸あらん事を。

 

 

 

 

私はあなた達がずっと大好き。

 

V6が大好き。

 

そして、V6が大好きな私を誇るよ。

 

 

愛を捧ぐ。

 

 

 

 

 

さあ、これがわたしの。

 

 

 

本当の答え合わせだ。