キミノカケラワタシノカケラ

少しずつ。前に進まなければならないのか?

ーPINEAPPLEー コタエアワセ

怒涛の情報ラッシュが。

流れるように過ぎて行った。

 

テレ東でひと段落になるのだろう。

 

 

 

f:id:riehiro:20200929213031j:image

 

 

今回予約をせずに確実に手に入れたくて

馴染みの店舗でフラゲした。

いつもは何枚かきちんと置いてあるのに

 

仕事帰りの。

私が買ったもので最後でした。

 

 

良かったですね、最後なんですよ。

申し訳ありません。

なのでお手に取られた現品になりますが

よろしいですか?

 

 

と。

 

 

くるりと。

 

 

包装してあったビニールをくるりと取ってくれた。

 

 

手に取った時に。

 

三枚分の重みより重く感じた。

何故かは分からない。

でも。

 

なんだか、ああやっとだ。

 

 

 

そう思って。

 

帰りの車をスタートさせるまで。

 

五分以上、そのまま胸に抱えて動けなかった。

 

 

透明な袋の上から。

6人の姿に触れる。

なんだかとても胸が苦しかった。

 

 

ああやっと。

やっとだ。

 

口から出た言葉は言霊。

 

 

 

その言葉が我ながらしっくり来た。

 

 

歌番組は好きだ。

リアタイできるということは。

 

同じ時に、その時に同時に。

 

 

私も彼らも存在していると。

 

 

 

生存確認出来るから。

 

 

 

だから好きだ。

同じ時に存在していると感じるリアル。

 

生存確認。

 

 

いつからそうなったんだろうか←謎深い。

 

 

衣装を眺めるのも好き。

最近の衣装はみんなとても好き。

あ、准くんは何故あんなにスーツスーツした

ものばかり?

少しユワフル着せてあげてみてください。

 

ゴツく感じる厚い胸板だからやっぱり

かっちりの方が似合うのかな…

でも、ならきっちりシャツにネクタイの方が

いいなあ…。

 

 

完全なる私の趣味やな。

 

 

 

ふふ。

 

 

私は歌番組の時はただひたすら眺める。

 

彼らの立ち姿が好き。

歌う姿もだけど。

ただ六人並んで立つ姿が好き。

 

そりゃあ。

 

踊ってほしい。

踊る彼らを見ていたい。

歌う彼らも。

 

立ち姿もだけれど後ろ姿はもっと好きで。

 

 

横から見る立ち姿も美しくてみんな好きだ。

 

 

 

背中を見るのがとても好き。

みんなすっと背中が伸びてる。

素敵な背中だ。

 

 

このシングルのためにヘッドホンを新調した。

 

 Bluetoothのワイヤレスイヤホン。

 

 

どんな時も聴けるように。

身軽に動きながらも聞けるように。

 

 

六人の声が聞けるように。

 

 

 

パソコンでWALKMANに取り込んで。

 

音量を少し上げた。

 

 

 

あまりの衝撃に。

 

右耳のヘッドホンを取ってしまった。

ああ、聞きたかった声。

でも、あまりの刺激に片耳ずつ慣らした。

 

 

どういう事よ私…(苦笑)

 

 

歌番組で見ていたPINEAPPLEは。

大人の色気に当てられてしまい…

 

うっかりと。

 

 

床になりたいだの椅子になりたいだのと曰う。

 

 

という、正に変態真骨頂の自分の性癖を

疑いかねない事態になりましたが。

 

まあ、概ね間違いない為いいんですが。←え?(笑)

 

 

 

家に着いて。

とりあえず三枚並べて写真を撮る。

その後眺めながらお昼を食べた。

 

時間が無い。

だから何を一番最初にすればいいか。

取り出す前にケースに手を触れる。

 

 

ああ、なんだろう。

この手触り好きだな。と思う。

 

触れる。

 

ざらざらとした触り心地。

指先に引っかかるそれは。

 

微かな感触で私の感情をかき回す。

 

 

曲を聴きたい。

その為に準備を。

それを効率よくこなしたい。

 

 

まずお昼を用意しながら。

パソコンを立ち上げてWALKMANに。

これでツールは手に入れた。

 

 

と。

 

 

だから。

 

 

眺めた。

ひたすら眺めた。

 

ご飯はもはや何を食べたかも覚えていない。

 

ただ。

 

 

溢さないよう。散らさないよう。とっちら散らから無いように。

 

 

何度も指を伸ばした。

 

 

 

指で触れて確かめた。

 

ざらざらざら。

 

ああ、私のものだ。

私が触れて良い。

オフィシャルで手に入れた。←何がや(笑)

指でなぞる。

 

 

私のものだ。

 

 

 

 

私のものだ。

 

 

 

 

 

 

少ない自由時間。

 

その中で楽しみにしていたPINEAPPLEの

MVを見る。

 

 

この曲のインパクトはもう何回もうっかりと

被弾している。

剛様に目を向ければいきなり攫われる。

 

 

わかっている。

 

わかっていたのに。

 

 

 

テレビ前のソファーに座り込む。

 

両手をギュッと握り込む。

 

 

 

じゃないと。

 

 

 

 

 

 

叫び出してしまいそうだった。

 

 

 

 

柔らかな生地の服。

回るたびにふわり揺れる。

柔らかな生地が体に纏わり付くから

彼らの肢体が手に取るようにわかる。

 

 

柔らかで艶やかな服を纏い。

 

そのふわりとした余白で身体を泳がせる。

 

 

 

 

まるで。

 

 

ああ、隠しているからこそ。

 

その服の中で泳ぐ肢体を想像するしかない。

 

 

 

腕を上げれば肩が。

肩を下ろせば背中が。

くるりと回れば細い腰が。

 

 

否応なく突き付けてくる。

 

 

ふわりと舞う。

 

 

 

ああ、美しい水に溶けた青だ。

 

 

 

わかりやすいエロスではない。

 

醸し出すとしか言えない。

 

 

 

床を滑らかに流れる指先も。

座れば触れる柔らかな服も。

寝転べば浮かび上がる胸筋。

起き上がるときの力の入った首筋。

 

 

 

ごくり。

 

 

 

喉がなった。

 

 

 

 

 

歌詞を読み。

唇を噛む。

 

 

歌詞で置き換えるなんて得意分野だ。

 

特定の人に向けているものじゃない。

 

 

 

なら。

 

 

 

私でもいいということよね?あざっす。

 

 

 

思うだけならばよかろう。

求めるわけではない。

ただ。

 

 

 

あなたに触れたいわけじゃない。

 

 

 

歩き方も 笑う声も
日差しのなか 透ける目の色も
思い出せる

 

 

 

そう。

 

 

思い出せる。

 

 

 

髪の色、瞳の色、白い肌、丸い指先。

でも細くなってしまった指。

 

 

左手の甲にある。

 

私の欲望のほくろも。

 

 

 

 

会えなくてもいつも思い出せる。

思い出す。

 

笑顔も焼きついている。

 

 

 

何も違わなかったから。

 

 

 

思った。

 

 

 

 

 

 

ああ、私は相変わらず博さんに。

V6に恋をしている。

 

 

形や強さや意味は少しは変化しても。

 

 

 

今でもずっと。

 

 

好きが更新されていく。

 

 

 

 

 

積もる。

 

 

 

 

さらさら。

 

さらさらと。

 

 

 

跡がつかないように、大事にしたい想いは

変わらない。

 

いつまでも私の心の大事な場所に。

 

 

 

柔らかな場所に。

 

 

 

 

変わらず彼は、彼らはいる。

 

 

 

 

 

なんという、答え合わせ。

 

 

 

 

 

これからパイナップルを口にするたびに。

 

 

あの、掌に汗をかくような。

 

 

 

 

なんとも言えない焦りにも似た渇望を

感じるに違いない。

 

甘くて、甘くて。

甘い。

 

ジューシーなくせに乾きを覚える。

 

 

 

 

なんたること。

 

 

 

目の前に。

手に取りやすいもの。

手に入れやすいもの。の。

 

名前を取られた。

 

 

PINEAPPLE

 

 

 

忘れるものか。

いつも結び付く。

 

 

 

 

ああ。

 

 

彼らがにやりと笑ったような気がする。